限界リングゲージ
円柱状になっている部分(軸)の径を検査するのが限界リングゲージです。
寸法検査対象製品
以下製品の外径検査。 円柱状になっている部分(軸)の径を検査。
限界リングゲージ 検査方法
通りゲージが通り抜け、止りゲージが入らずに止ることで合否の判定をします。
円柱状になっている部分(軸)の径の合否を判定するのが限界リングゲージです。通りと止りの“限界”方式で検査をしますので、検査しようとする軸や外巾の公差に対し、最大値を基準として通り側を作り、公差の最小値を基準として止り側を作ります。さらに、ご要望があれば検査用のゲージ公差での製作も承っております。
参考規格(日本精密測定機器工業会規格)
- JIS B 7420 限界プレーンゲージ
- JIS B 0401:1998 寸法公差及びはめあいの方式
- JMAS 4005 JIS B 0401にない公差に対する公差等級の決め方
参考規格(日本精密測定機器工業会規格 1997年に廃止)
- JMAS 4004:1969 検査用限界ゲージの公差、寸法許容差及び摩耗しろ
検査項目 | 軸の 規格最大値 |
使用ゲージ | 限界リングゲージ(通) |
判定方法 | 軸を通り抜ければ合格。 |
検査項目 | 軸の 規格最小値 |
使用ゲージ | 限界リングゲージ(止) |
判定方法 | 軸を入れて止まれば合格。 |
限界リングゲージ 品番の見方
※ 特殊受注生産品については、特に品番設定は行っておりません。